【遊戯王考察】御前クラーゲンとかいうつよつよコンボ

f:id:len_0042:20210702133341j:image

皆さんこんにちは、レンです。

 

最近暑くて暑くて、寝る時にエアコンをつけ、冷えてきたので消すと暑くなってまたつけるを繰り返す夜を送っております。


f:id:len_0042:20210702132638j:image

 

今回は遊戯王回ですが残念ながら無限ループの話ではありません。


f:id:len_0042:20210629120806j:image

今回は偽ナンバーズの一体、「 No.4猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」、


f:id:len_0042:20210629120821j:image

そして「御前試合」のお話です。

この組み合わせの構築が大会で結果を残したらしくてびっくりしております。

強いとは思ってたけどこれほどとは・・・!!

 

  1. そもそも御前クラーゲンとは?
  2. 豪雨の結界像と何が違うのか
  3. クラーゲン考察

 

①そもそも御前クラーゲンとは?

「御前試合」には弱点があります。それが「相手が属性統一デッキだった場合に効果が薄い」というもの。

御前試合がサイドデッキからの採用になりがちなのはここにあります。

 

この弱点をNo.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲンの効果で属性を水にしてしまって補うというもの。

※この記事では「No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン」を「クラーゲン」と、「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を「エフィラ」と記載します。

 

 

①フィールドの表側表示モンスターは水属性になる。


f:id:len_0042:20210702162922j:image

※おまんも水!!

 

 

この効果を適用した状態で相手がモンスター1体の時に御前試合を発動するとあちらの効果で、「お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない」と組み合わさってお互いに水属性しか召喚、特殊召喚できなくなるわけです。

実質「豪雨の結界像」・・・!

 

 

 

②豪雨の結界像と何が違うのか


f:id:len_0042:20210702163045j:image

「豪雨の結界像」なら1枚で済むのでは?と思った方もいるかもしれませんが、ここで1度「豪雨の結界像」のテキストを確認してみましょう。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いに水属性以外のモンスターを特殊召喚できない。

お分かりでしょうか。あちらでは召喚までは止められないのです。相手がモンスターを出さなくても特殊召喚を封じられる点であちらが勝りますが、召喚は止められず、召喚権を結界像に回さなくてはなりません。

またクラーゲンはXモンスターなので他のモンスターとの使い分けもでき、素材さえ揃えば展開出来ます。

モンスター効果無効や除去で突破されうることは変わりませんがあちらより強固な布陣を用意できます。ただ、手札に御前試合を引き込まなければならないためロックとしての確実性の期待値は結界像とあまり変わらなかったりします。

 

③クラーゲン考察


f:id:len_0042:20210630184439j:image

水属性レベル4モンスター×2
①:フィールドの表側表示モンスターは水属性になる。②:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊し、その攻撃力の半分のダメージを相手に与える。③:X召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードが持っていたX素材の数まで、EXデッキから「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を特殊召喚する。さらにその特殊召喚したモンスターそれぞれに、自分の墓地から水属性モンスターを1体まで選んでそのX素材にできる。

①と②が連動し、さらにX素材を使う効果がないので③の特殊召喚数は基本的に2体になります。召喚条件から素材補充効果もフルに使えるでしょう。

 

昨今では素材に特定の属性を指定するモンスターも多いので御前試合なしでもある程度の制圧効果は望めます。

 

下級モンスターに突破されうるステータスがネックですが、擬似フリーチェーンの②の除去効果でうまく対処したいところ。

最悪除去されても③によるエフィラの展開に繋がります。

f:id:len_0042:20210702084345j:image

水属性レベル4モンスター×2
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。相手フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊する。②:「No.」Xモンスターの効果で特殊召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードが持っていたX素材の数まで、自分の墓地からこのカード以外の「ステルス・クラーゲン」モンスターを選んで特殊召喚する。さらにその特殊召喚したモンスターそれぞれに、自分の墓地から水属性モンスターを1体まで選んでそのX素材にできる。

正規のX召喚ではクラーゲンの劣化になるため、あちらの効果で特殊召喚する事になります。②の効果は「このカード」でなければ同名カードも蘇生できますが、基本的にクラーゲンを蘇生する事になるでしょう。

ただし、蘇生したクラーゲンは③の効果が使えなくなるため無限ループにはなりません。

 

エフィラがフィールドに2体残ったのなら未来龍皇にもなれます。御前試合が発動していない場合に限りますが。

 


f:id:len_0042:20210702163128j:image

※値上がりまくって5000円札と化した未来龍皇。高すぎて買えましぇん・・・

 

 

④御前試合のおさらい。

f:id:len_0042:20210702112006j:image

皆さんご存知、御前試合もざっくりおさらいしておきましょう。

発動時に種族が1種になるように墓地へ送らなければならないため、この手のカードにしては珍しく相手が展開した後でも機能します。

この効果による墓地送りはプレイヤーが受ける効果であり、カードが受ける効果では無いため、罠カードに耐性を持つモンスターも墓地へ送られ、効果で墓地へ送られる事をトリガーとするカードは発動しません。(ただ単に墓地へ送られるだけで大丈夫なカードはもちろん発動します。)

ロック効果のオマケとしては破格の性能です。


f:id:len_0042:20210702163331j:image

※ぶっぱ!

 

 

と、ここまで書くと強そうに見えますが結構抜け穴の多いカードで、そもそも属性統一デッキには通用せず、前述のクラーゲンと合わせる場合、相手が展開してから発動しても効果が薄いです。他にも上げだしたらキリがないくらい抜け穴があります。

 

使う場合や、対策を意識する場合は1度裁定を確認しておくといいでしょう。

 

⑤まとめ

以上、御前クラーゲンについてでした。

言うまでもないですが、水属性デッキにはほとんど効果が無いです。クラーゲンの除去効果以外にもエフィラの除去効果が使えるようになるので全く無力とは言いませんが、それでも対水属性以外を意識したコンボだと言って差し支えないでしょう。環境に水属性が増えると厳しい・・・訳でもなく、ババシャ餅龍皇アーゼウスと優秀なXモンスターを扱えるデッキなので対水属性でも普通に強そうです。

f:id:len_0042:20210702163507j:image

※またお前か。

 

EXデッキのモンスターは状況に応じて使い分けられる対応力が強み。相手や手札と相談しながら展開してやりましょう。

 

 

 

では今日はこの辺で。*˙︶˙*)ノ"

 

 

 

 

あっ、そうだ。クラーゲンは「No.」に属するから専用サポートにも対応してるぞ。

偽物のクセに生意気な・・・!